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でこぼこなロックバンド「アスフィア」のブログです。
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うしお@ベースです。
3月28日のライブは無事終了しました。
ご来場いただいた方々に心から御礼申し上げます。

いやぁ、ほんとに楽しかったです。
今回は服も焦がさなかったですしね。
僕らを初めて見る人が多かったと思うけれど、30分間楽しんでいただけたでしょうか。
ちなみに曲順は以下の通りでした。

1,YURAYURA
2,モノクロームの空の下で
3,茶色の朝
4,陽が沈む前に
5,結婚できない男 ~Love me tender~

「YURAYURA」はまっきゅの曲。Asphereとしては今回初めてだね。どんな感想を持たれたかすごく興味がある。後半部分のアレンジが結論出な いまま本番来ちゃったけどね。これ、まっきゅが歌うのと上様が歌うのとだと、全然変わるのが面白い。個人的には、実はアニソンのベースラインを参考にして いるのが特徴かな。ひとつはマクロスFの「ライオン」。たぶん誰にも気づいてもらえないけど、ボーカルにベースがハモらせてるんだ。もう一つは「溝ノ口太 陽族」。分散和音を多用して上の方で動かす。ドラムとシンクロさせ切れなかったのが悔やまれる。

「モノクロームの空の下で」は随分長くやっているよな。足かけ3年くらい歌い続けてる。これは歌詞を見ればすぐにわかるけれど、イラク戦争がモ チーフ。なんか僕らの定番となってきてる感もある。この曲はとにかくヴァイオリンを入れているのが特徴かな。間奏で、シベリウスっぽいシンコペーションを つけてる。これは大学3年の時に、シベリウスの交響曲第1番をやったからだろうね。あの曲やっていなかったら、絶対にこんな動きはつけないな。

「茶色の朝」は、ご存じフランク・パブロフの「茶色の朝」。この物語にメロディをつけたのは、世界中探してもたぶん僕だけだろう。この曲はまっ きゅがたいへん。なんと曲の途中でキーボードとヴァイオリンの持ち替えになる。元々この曲は、すんごい単純な8ビートだったのだけれど、Asphereに なってからアレンジをファンクにした。ギタリストの庸ちゃんがすんごい。お客さんもかなりいい感じだったね。
この曲はいろいろな仕掛けがある。一つはヴァイオリンソロのメロディ。実はこれ、ワーグナーの歌劇「リエンツィ」序曲なんだ。これにブルー ノートをいれたりなんかして、ファンキーにしてるんだよね。どんなものすごいクラヲタ(「クラシックヲタク」の略)でも気づかないだろう。なぜ僕はこの曲 を使ったのか。それはこの曲が「茶色」ってことと深く関係してる。実はワーグナーの歌劇「リエンツィ」序曲は、なんとナチスの第1回党大会の入場音楽とし て使われたという。これがヒントだな。あとはとにかく「茶色の朝」を読んでみてください。僕が表現したいことがそこに書かれています。
もう一つの仕掛けは、最後に全音音階を使っていること。これは、ロシアの作曲家・グリンカの作品で「ルスランとリュドミラ」という歌劇がある んだが、この中で、悪魔の大王が登場するときにこの全音音階が使われる。ここから借りた。「茶色の朝」の訪れを、この全音音階で、あえて不協和音にして表 現しているというわけだ。
今回のライブは、ヴァイオリンソロに入る前のベースソロを間違えた。というか弾けなかった。100回練習して一回も間違えなかったところを、101回目に間違えたりする。それがライブってものだ。悔しい。でも、それを許している自分もいる。

「陽が沈む前に」はまっきゅの曲。これは本当に名曲だよ。これができるってことに喜びを感じるね。みんなに聞いてほしい。レコーディングしてないから、ライブでしか聞けないし。今回のライブでも、帰り際に「まっきゅは天才だね」って言って帰った人がいた。

そして最後は「結婚できない男 ~Love me tender~」。ドラマでやってた「結婚できない男」をヒントに、僕の自画像としてこの曲を書いた。堅く言うと、未婚率の上昇がテーマ。それを、ひとり の30代独身サラリーマンのつぶやきという形で表現してるつもり。まあどちらかというと、お笑いソングかな。上様が曲のタイトルを言うだけで、なぜか客席 から失笑がもれるってのが狙い通りでこっちも笑えてくる。
そんなお笑いソングなんだけど、でも音楽的にはいろいろとやっていて、Bメロでは、マイナーペンタトニックスケールを使いつつ、ボーカルに下 4度でハモらせようと画策している。できないんだけどね。4度のハモりはどこからヒントを得たかというと、坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」。随分話 がとぶね。それからサビでは変拍子になるのが一番の特徴かな。突然3拍子になるからバックビートで拍をとっていると、そこからダウンビートになっちゃう。 前回のライブでまっきゅが言ってた。目の前の人が、変拍子で手拍子がダウンビートになっちゃって、さりげなくバックビートに戻していたらしい。まあでもそ れまで偶数だったのが突然奇数になるのだから、そういう現象は起こるよね。
それから倍テンになってから最高潮に達するところで、リタルダンドする。ここではドラムがティンパニみたいになる。上様は指揮者。ここのバン ドのアンサンブルが難しいんだよね。個人的には、いつまでたってもコーラスが下手くそなのがいやになる。最高潮になるところで、上様に対して僕が和声的に いうとsus4の音でハモらせたいんだけど、これが難しい。

というわけで、各曲に対するうしお的コメントをまとめてみました。随分と勝手で独りよがりな思いではありますが、ここらへんも踏まえて聞いてみると、また違ってきこえるかもしれません。次回は5月10日に立川です。

是非またお会いしましょう!
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